こんばんは、皆様、三頌亭です。だいぶ前に青心社から出た本です。最近になって読みました。いわゆる「クトルフ神話」のアンソロジーです。ある意味究極のワンパターンのアンソロジーですね。収録作品は下記の通りです。「ダニッチの破滅 」と「コロンビア・テラスの恐怖」はオリジナルの続編ぽくって面白かったです。比較的独立した作品としてはクライン「ポーロス農場の変事」とリゴッティ「ハーレクインの最後の祝祭」が良かったように思います。副読本としては写真2枚目のようなものもありましてラヴクラフトの作品を読んでいなくてもまま理解が可能ですw。
収録作品
「ラヴクラフトの世界」 スコット・デイヴィッド・アニオロフスキ 著
「その後」 フレッド・ベーレント 著
「闇のプロヴィデンス」 ドン・ダマサ 著
「点を結ぶ」 ドナルド・R.バーリスン 著
「アーカムの蒐集家」 ピーター・キャナン 著
「ダニッチの破滅 」リチャード・A.リュポフ 著
「魔宴の維持」 マリイ・L.バーリスン 著
「腔腸動物フランク」 ベンジャミン・アダムズ 著
「タトゥル ジェイムズ」・ロバート・スミス 著
「コロンビア・テラスの恐怖」 C.J.ヘンダースン 著
「ヒッチハイカー」 ゲアリイ・サムター 著
「裏道」 ロバート・M.プライス 著
「ファン・グラーフの絵」 J.トッド・キングリア 著
「ポーロス農場の変事」 T.E.D.クライン 著
「ハーレクインの最後の祝祭」 トマス・リゴッティ 著
「ヴァーモントの森で見いだされた謎の文書」 リン・カーター 著
「ラヴクラフトの世界について」 大瀧啓裕 著