2019-01-01から1年間の記事一覧
こんばんは、皆様、三頌亭です。だいぶ寒くなってきましたが、みなさまいかがおすごしでしょうか?。今日は以前よんだもののなかから中町信「自動車教習所殺人事件(追憶の殺意)」をご紹介いたします。現在は加筆版が創元推理文庫に入っておりますのでこち…
こんばんは、皆様、三頌亭です。だいぶご無沙汰いたしました。。。(^^;。このところ本業のほうが忙しくてなかなか紹介文まで手が回らないです。これもいいか、あれもいいかとかいろいろ思うところはあるのではありますが、思うに任せません。 さてとりあ…
こんばんは、皆様、三頌亭です。以前読んだ本ですが、このテーマで適当なものがなかったので一応ご紹介いたします。実をいうとwikiの記述が非常によく調べられていて面白かったものですから取り上げてみたテーマです。この本は『地方病 (日本住血吸虫症)』の…
こんばんは、皆様、三頌亭です。ちくま文庫のモノクロ・スチールを眺めていたら久しぶりに見たくなったので見てみました。市川雷蔵主演の大菩薩峠・三部作です。「大菩薩峠」と「大菩薩峠 竜神の巻」の2作品を三隅研次が監督、「大菩薩峠 完結篇」を森一生が…
こんばんは、皆様、三頌亭です。ポール・アルテですね。三頌亭日乗で取り上げるのはたぶん初めてです。余談ですが5月に、来日したらしいです。ところでツイスト博士のデビュー作「第四の扉」でございます。やっぱりいまのところの代表作でしょうか?。J.D.…
こんばんは皆様、三頌亭です。かなり意欲的な編集の割には全く売れなかったものというのがありまして、緑書房の「大泉黒石全集(全9)」(1986)なんかもそのひとつでしょう。では簡単に大泉黒石の略歴をネットから・・。 「大泉黒石(おおいずみ こくせき …
こんばんは、皆様、三頌亭です。これも積読本の消化ですw。実はわけあってebookで読んでおります。書店で邦訳を見たときはページ数のわりに2分冊だったのに、PBだとなぜ1冊なのか不思議に思ってましたが、読んで納得しました。この作品は古典的な探偵小説…
こんばんは、皆様、三頌亭です。たまった積読本の消化期間ですw。今ちょうど映画をやってるところでしょうか.。いわゆる潜水艦モノのポリティカル・アクションです。作者のジョージ・ウォーレスのほうが原潜の艦長さんをやっていただけあって、潜水艦関連の…
こんばんは、皆様、三頌亭です。さて、お気づきの方もおられるかもしれませんが、当ブログのタイトル「三頌亭日乗」はある本の題名から思いついたものです。別に深い意味はないのですが、とっさに思いついたのが当ブログのタイトルとなっております。その本…
こんばんは、皆様、三頌亭店長です。旧記事ですが、読んでみたら割といいので(自分でいうのもなんですが・・・(^^;))再度掲載いたしますw。 『ところで、他の本を探していたら出てきたのでちょっと恥ずかしいのですが紹介いたします。コリン・ウィル…
こんばんは、皆様、三頌亭です。今日は少し変わった本を紹介いたします。三才ブックスの「いまさらですがソ連邦」です。ムック本に近いのですが、なかなか要領よく解説してあって面白いです。三頌亭は冷戦真っ盛りの時代からその崩壊の時代までを日本からみ…
こんばんは、皆様、三頌亭です。この本も以前読んだのですが、紹介していなかった本です。これで邦訳のあるエーヴェルスの本は大体記事にしてしまったように思います。「吸血鬼」と同じくフランク・ブラウン物の最初の作品です。 この作品は簡単に言うととあ…
こんばんは、皆様、三頌亭です。今日は大変有名なミステリ作品のお話です。学生時代、アイリッシュが好きでせっせと本を集めて読んでいた時期があります。本格推理というとついつい手を出してしまう三頌亭ですが、本当はサスペンス小説のほうが好きなのでは…
ドイツの怪奇小説というのはなんとなく野暮ったそうで敬遠していた時期がありました。そんなときに読んだのがハンス・ハインツ・エーヴェルス「アルラウネ」です。一読、その通俗的な面白さに驚かされ、その後、翻訳のドイツ怪奇小説を次々と読むことになり…
こんばんは、皆様、三頌亭です。今日のお題は太刀掛秀子さん「ライラックの花のころ」です。デビュー作「雪の朝」の次の作品でした。まだいわゆる「乙女ちっく」というキャッチコピーがなかったころの太刀掛さんの作品です。この方のごく初期の作品の絵柄は…
こんばんは、皆様、三頌亭です。エーヴェルスの「吸血鬼」のお話を出しましたのでついでに思い出したエーヴェルスの短編「トマト・ソース」のことを書いておきます。この短編はストーリーは非常に単純でだれにも簡単にわかる代物です。しかしその題材と描写…
こんばんは、皆様、三頌亭です。今日は以前読んだ本から紹介いたしましょう。H・H・エーヴェルスの「吸血鬼」です。この作品は超自然的な内容がというと、ほとんどそうではなく、象徴としての「吸血」・・つまり戦乱の時代にあっての人類共通の「血の渇き」…
こんばんは、皆様、三頌亭です。この前、Valancourt Booksのカタログを見ていたら思い出したので紹介いたします。ロバート・マラスコの「家」であります。本格的なゴシックホラーの典型的な作品ですね。幽霊屋敷ものではマイルストーン的作品だと思いますが…