いまさらですがソ連邦(速水螺旋人, 津久田重吾)

こんばんは、皆様、三頌亭です。今日は少し変わった本を紹介いたします。三才ブックスの「いまさらですがソ連邦」です。ムック本に近いのですが、なかなか要領よく解説してあって面白いです。三頌亭は冷戦真っ盛りの時代からその崩壊の時代までを日本からみてきたわけですが、ソ連というのはよくわからない不思議な国だなあというのが印象でした。本当にいまさらですがソ連邦についておさらいしてみるのも悪くない試みだと思いこの本を買ってみました。本当はレフチェンコ事件のスタニスラフ・レフチェンコのインタビュー本でも紹介しようかと思ったのですが、こちらのほうが最近向きで風通しがいいので選びました。

ソ連邦は計画経済の国でした。ほぼ70年を要した前代未聞の経済実験は失敗に終わりました。これは三頌亭の私見ですがソ連邦の崩壊は要するに経済破綻が主たる原因ではなかろうかと思っています。共産主義国家というのはその完全な経済破綻の前に起こる国家の一形態ではないかと・・・思うわけです。おそらく中国もほどなく同じ運命をたどるのでしょう。かたずをのんでその行方を見守りたいですねw。

ところで昔ソ連の大使館が出していたPR誌に「今日のソ連邦」というのがあったのですが、あれよりはこの本はだいぶ面白いですw。

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いまさらですがソ連邦01

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いまさらですがソ連邦02

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いまさらですがソ連邦03

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いまさらですがソ連邦04