一峰大二「電人アロー」

こんばんは、皆様、三頌亭です。少し遅れてしまいましたが、一峰大二さんお亡くなりになってしまいました。謹んでご冥福をお祈りいたします。最近追悼記事が多くなってしまって少し寂しい三頌亭です。この人の漫画にはいろいろ思い出も多いのですが、どれか一つということで「電人アロー」をお持ちいたしました。この作品は一峰大二さんが多く手掛けたコミカライズ作品ではなく、彼のオリジナル作品です。たしか連載は「少年」でしたか・・・。ただしまとめて読んだのはサンコミックの5巻本でした。幸いなことに現在はウェブで全巻が読める状態です。どうでもいいのですが必殺技の「電光スピア」というのが結構まねやすくて面白かったものでしたw。

https://www.sukima.me/book/title/BT0000481738/

 

さて、「電人アロー」は最近コミケで発表された完全な新作がありまして現在売られております。三頌亭は少し読むのを楽しみにしています。ところで「電人アロー」はかつてアニメ化の話があったのですがスポンサー企業の田辺製薬が降りてしまったので、幻のアニメとなってしまいました。ただその時のパイロットフィルムが残っていて放映されたようです。興味のある方はこちらでどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=eao1ca4ioHg

 

出版社紹介

【半世紀の時を経て、あの電人アローが帰ってきた!!】

1964年、雑誌『少年』で連載が開始され、以後絶大な人気を博したSFマンガ「電人アロー」。本書は約半世紀を時を経て、著者・一峰大二が画業60周年記念に、その続編として書き下ろした「新・電人アロー」とも言うべき完全新作の第2巻である。

【電人アローとは】

鉄腕アトム」「鉄人28号」とともに3大SF連載作品として、絶大な人気を博したSFマンガである。著者・一峰大二が数多の作品なかでもコミカライズで磨いたテクニックを惜しげもなくつぎ込んだ、オリジナル作品としてもっとも思い入れの強い作品の一つだ。

【内容】

最強のライバル・ 怪人 X ファイターを見事に撃退した無敵のスーパーサイボーグ・電人アロー。しかし、宿敵はまだあきらめていなかった……。次なる刺客は、怪人 X ファイターが鍛え上げた最強の剣士「カッターマン」!カッターマンは隕石から生み出された恐るべき切れ味をもつ・隕石剣・を武器に電人アローに襲いかかる――。さらに本作には1980年代に『The・かぼちゃワイン』で一世を風靡した三浦みつる氏がアシスタントとして作画に協力している。2017年に三浦みつる氏は漫画家を引退しているが、親交の深い敬愛する一峰大二先生のたっての依頼であり、電人アローの大ファンであったために…と作画協力を快諾したのである。三浦みつる氏の協力により、大幅にパワーアップした本作は一見の価値あり!

【著者プロフィール】

一峰大二(かずみね だいじ)

絵物語作家岡友彦の弟子を経て、 1956年に『からくり屋敷の秘密』でデビュー。

1960年代から1970年代にかけて、 多くの特撮ヒーロー作品のコミカライズを手掛け、 特にピー・プロダクションの作品の大半を漫画化。中でも『スペクトルマン』への思い入れは強く、1999年に発売された単行本のために加筆を施したり、2006年には後日談を発表したりしている。ウルトラ作品の漫画を書く際には、テレビでは描かれない怪獣が多数登場する回を描くことが多かった。2005年、『画業半世紀一峰大二大全集』で 第34回日本漫画家協会賞特別賞を受賞。

 

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電人アロー01

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